手動トラリピ

手動トラリピのおすすめ通貨ペアは?【2022年最新版ランキング】

手動トラリピ歴4年のネコキングです。

手動トラリピの通貨ペアってどうやって決めればいいんだろう?
ネコキング
ネコキング
普通のトラリピと同じように「レンジ」や「値動き」を見て決めるといいよ!
いきなり難しそうだなぁ
ネコキング
ネコキング
大丈夫!記事中でランキング形式でおすすめ通貨ペアを発表するよ!

手動トラリピの運用通貨ペアの選定で悩んでいる方は多いですよね。

選択肢も多いし、似たような通貨ペアが多いからだと思います。

そこでこの記事では、優秀な通貨ペアを客観的に判断できるよう選定のポイントとなる各要素について解説していきます。さらに、その各要素を数値化して各通貨ペアを評価していきます。

この記事を読んでいただければ、手動トラリピユーザーだけでなく、通常のトラリピを運用している方にもきっと「気付き」があると思いますよ。

おすすめの通貨ペアランキング

いきなり結論になりますが、手動トラリピのおすすめ通貨ペアは次のとおりです。

第1位 NZドル/米ドル
第1位はキウイドル!価格が安い割に値動きがあります。しかもレンジ幅も狭く、スワップも優秀と弱点の見当たらない通貨ペアです。
総合評価 82点/100点
レンジ幅
値動き
必要証拠金
スワップ
第2位 ユーロ/ポンド
第2位は大人気通貨ペアのユロポン!とにかくレンジ幅が狭いので安心して運用できます。そして、トラリピをしながらスワップポイントによる利益も狙えるという希少な通貨ペアです。
総合評価 78点/100点
レンジ幅
値動き
必要証拠金
スワップ
第2位 NZドル/円
同率2位はNZドル/円!クロス円通貨ペアの中では一番優秀な通貨ペアということになります。マイナススワップにだけ気を付けたいところです。
総合評価 78点/100点
レンジ幅
値動き
必要証拠金
スワップ
第4位 豪ドル/NZドル
オージーキウイは4位という結果になりました。レンジ幅の狭さと必要証拠金の安さは超高水準なのですが、値動きが少し寂しい感じです。手動トラリピの業者では、カブコムはスワップが極悪でDMMFXでは取扱自体がないという状況。大人気通貨ペアですので、今後の各業者の競争により、適正な運用コストになることに期待です。
総合評価 76点/100点
レンジ幅
値動き
必要証拠金
スワップ
第4位 豪ドル/円
同率4位は豪ドル/円!NZドル/円よりランクは落ちますが、1位のNZドル/米ドルとのバランスを考えると、こちらの豪ドル/円の方が活躍の機会が多いかも。
総合評価 76点/100点
レンジ幅
値動き
必要証拠金
スワップ

手動トラリピの通貨ペアの選び方

通貨ペアを選ぶポイントはたくさんありますが、特に重要なのは次の5つです。

  • レンジ相場となっているか
  • レンジ幅の広さ
  • 値動きの大きさ
  • 必要証拠金の価格
  • スワップポイントの高さ

それでは、各要素について1つずつ解説していきます。

レンジ相場となっているか

トラリピをするなら、長期的に見てレンジ相場を形成している通貨ペアを選ぶべきです。

レンジ相場とは、一定の範囲内で価格が上がったり、下がったりを何度も繰り返している状態をいいます。

トラリピは、今後の為替の動きが想定される範囲内に多数のトラップを並べ、その範囲内で為替相場が上下して新規約定と決済を繰り返すことにより利益を積み上げるというロジックです。

したがって、レンジ相場を形成している通貨ペアでの運用が大前提となります。

カナダドル/円は相場が一定の範囲の中で上下しており、レンジ相場を形成しています。

トラリピ向きの通貨といえます。

トルコリラ/円は右肩下がりの相場でレンジ相場にはなっていません。

トラリピには向かない通貨ペアです。

レンジの幅の広さ

レンジ相場を形成している通貨ペアの中でも、よりレンジの狭い通貨ペアを選ぶようにしましょう。

なぜなら、トラリピは想定レンジが狭い程必要資金が少なくて済み、運用パフォーマンスが上がるからです。

例:ネコキングの手動トラリピ設定

通貨ペア 想定レンジ 必要資金
豪ドル/円 60円~110円(50円幅 420万円
ユーロ/円 90円~150円(60円幅 627万円

トラリピの必要資金は、想定レンジ内に敷き詰めた注文が全て成立した場合の証拠金+含み損で計算されます。

必要資金は、マネースクエアに口座を持っていれば使えるトラリピ運用試算表で簡単に算出できます。

値動きの大きさ

トラリピは、値動きが大きいほど利益が多く発生します。

この値動きは「ボラリティ」や「総推移」と呼ばれ、通貨ペア選定の重要な要素となっています。

総推移とは「トータルの値動きがどのくらいあったのか」を示すデータのこと。

日々の相場の上下をねらい続けるトラリピにおいて、総推移は収益の源であり、その値が大きいほど有利と言えます。

そのため、総推移はトラリピにおいて最も重要なデータと呼ぶこともできます。

マネースクエアHPより引用

マネースクエアでは、「総推移」を特定の期間の「高低差」で割った数値である「100pipsあたり総推移」を公表しています。

この「100pipsあたり総推移」を見ると、その期間において高低差が少なかった通貨ペアの数値が優秀に見えます。これは、そのような計算式で算出しているので当たり前のことです。

しかし、「100pipsあたり総推移」は、僕のように過去20年の為替レンジをまるっとカバーするような想定レンジで長期運用をする場合にはあまり参考になりません。

総推移を使って通貨ペアどおしのパフォーマンスを比較したければ、「総推移」/「運用レンジの高低差」(運用レンジあたり総推移)を算出してみましょう。

必要証拠金の価格

FXは売買する通貨のそのときの価格によって必要証拠金が異なります。

例えば1通貨単位が80円のNZドルと1通貨単位が160円のポンドでは、同じ1万通貨取引をする場合でも必要証拠金が倍変わってきます。

この必要証拠金の大きさは、運用パフォーマンスに影響しますので、通貨ペア選定の1つの要素となります。

スワップポイントの高さ

トラリピは含み損に耐えつつ決済利益を重ねる投資手法です。

沢山のポジションを抱えている状況では、マイナススワップの大きい通貨ペアだと、日々の保有コストが目を見張る金額になることもあります。

手動トラリピの設定を組む際には、スワップポイントについても考慮した上で通貨ペアを選定した方が良いでしょう。

ただし、トラリピはあくまで細かい決済利益を狙っていく手法ですので、スワップポイントが優秀というだけで通貨ペアを選定すべきではありません。

あくまで通貨ペア選定の1つの要素として捉えましょう。

スワップポイントは、業者によって数値が大きく異なっています。

スワップポイントの優劣は運用パフォーマンスに直結しますので、「通貨ペア選定」はもとより「業者選定」の判断要素としても注目しましょう。

通貨ペアの評価

ここからは、マネースクエアのトラリピで採用されている各通貨ペアを項目別に評価していきます。

各項目の評価基準は次のとおりです。

評価に使用する各通貨ペアの価格等は、全て2022年7月時点のものになります。

レンジ幅

レンジ幅は、狭い程高評価になります。

ここ20年で為替が推移した範囲(上端と下端の差をpipsで算出)を次の基準に当て嵌めて評価しました。

 ~3900pips

 4000pips~4999pips

 5000pips~5999pips

 6000pips~6999pips

 7000pips~7999pips

 8000pips~8999pips

 9000pips~9999pips

 10000pips~10999pips

 11000pips~

値動き

値動きは、大きい程高評価になります。

各通貨ペアの過去5年の総推移を次の基準に当て嵌めて評価しました。

 55000pips~

 50000pips~55000pips

 45000pips~50000pips

 40000pips~45000pips

 35000pips~40000pips

 30000pips~35000pips

 25000pips~30000pips

 20000pips~25000pips

 ~20000pips

必要証拠金

必要証拠金は、安く済むほど優秀です。

1万通貨の必要証拠金の額を算出(通貨価格×10000×4%)し、次の基準に当て嵌めて評価しました。

 30000円~35000円

 35000円~40000円

 40000円~45000円

 45000円~50000円

 50000円~55000円

 55000円~60000円

 65000円~70000円

 70000円~75000円

 75000円~

スワップポイント

スワップポイントは、基本的にはマイナススワップが高すぎなければOKです。

ただし、当ブログでは「ハーフ&ハーフ」で設定を組むことを推奨しているため、「売り」と「買い」のスワップポイントを確認する必要があります。

さらに、業者によってスワップポイントは大きく異なってきます。

これらのことから、スワップポイントについては、次のとおりのルールで評価しました。

  • ここ20年で為替が推移した範囲をレンジ幅としてハーフ&ハーフを組む
  • 現在の価格がハーフラインから5000pips以上「上」に位置している場合には「売り」スワップで評価
  • 現在の価格がハーフラインから5000pips以上「下」に位置している場合には「買い」スワップで評価
  • 現在の価格がハーフラインから5000pips以内に位置している場合には「買い」と「売り」スワップのうち不利な方で評価

なお、当ブログでは手動トラリピ×代用有価証券を推奨しているため、この手法に適した業者であるauカブコム証券とDMMFXのスワップポイントにより評価しました。(有利な方を採用しました)

具体的な評価基準は、1日当たりのスワップポイントを次の基準に当て嵌めて評価しました。

 +60円~

 +31~+60円

 0円~+30円

 0円~-20円

 -21円~-40円

 -41円~-60円

 -61円~-80円

 -81円~-100円

 -101円~

総合評価

一旦5点満点で評価したレンジ幅・値動き・必要証拠金・スワップポイントについて、レンジ幅を40点満点、値動き・必要証拠金・スワップポイントを各20点満点に換算し、計100点満点で総合評価を算出しました。

USD/JPY(ドル/円)

レンジ幅

ここ20年は75円から136円の61円幅で推移しています。

値動き

ここ5年の総推移は次のとおりで、5年間の平均は39349pipsです。

総推移(pips)
2021 31164
2020 41973
2019 32255
2018 39978
2017 51375

必要証拠金

1万通貨当たりの必要証拠金の額は54,350円です。

スワップポイント

ハーフ&ハーフで運用するとしたらしばらく売りゾーンを推移しそうですので、売りスワップが重要になります。

スワップポイント(1万通貨当たり)は次のとおりです。

スワップ 買い 売り
auカブコム証券 20円 -75円
DMMFX 63円 -66円
(参考)マネースクエア 23円 -107円

ドル円 まとめ

総合評価 60点/100点
レンジ幅
値動き
必要証拠金
スワップ

EUR/JPY(ユーロ/円)

レンジ幅

ここ20年は95円から170円の75円幅で推移しています。

値動き

ここ5年の総推移は次のとおりで、5年間の平均は50100pipsです。

総推移(pips)
2021 39579
2020 56202
2019 41973
2018 57766
2017 54982

必要証拠金

1万通貨当たりの必要証拠金の額は54,068円です。

スワップポイント

ハーフ&ハーフで運用するとしたら、ハーフライン付近に位置していますので、買いスワップも売りスワップも重要になります。

スワップポイント(1万通貨当たり)は次のとおりです。

スワップ 買い 売り
auカブコム証券 -35円 0円
DMMFX -15円 12円
(参考)マネースクエア -61円 1円

ユーロ円まとめ

総合評価 66点/100点
レンジ幅
値動き
必要証拠金
スワップ

EUR/USD(ユーロ/ドル)

レンジ幅

ここ20年は1ドルから1.6ドルの0.6ドル幅で推移しています。

値動き

ここ5年の総推移は次のとおりで、5年間の平均は41358pipsです。

総推移(pips)
2021 34333
2020 50137
2019 30682
2018 48212
2017 43428

必要証拠金

1万通貨当たりの必要証拠金の額は55,272円です。

スワップポイント

ハーフ&ハーフで運用するとしたら、ハーフライン付近に位置していますので、買いスワップも売りスワップも重要になります。

スワップポイント(1万通貨当たり)は次のとおりです。

スワップ 買い 売り
auカブコム証券 -94円 13円
DMMFX -86円 83円
(参考)マネースクエア -81円 35円

ユロドルまとめ

総合評価 58点/100点
レンジ幅
値動き
必要証拠金
スワップ

EUR/GBP(ユーロ/ポンド)

レンジ幅

ここ20年は60ポンドから98ポンドの38ポンド幅で推移しています。

値動き

ユロポンは過去5年の総推移のデータがありません。ここ6カ月の総推移は次のとおりで、半年間の平均は2425pipsと他の通貨ペアと比べても値動きは小さいです。

年月 総推移(pips)
2022年1月 1662
2022年2月 2025
2022年3月 2984
2022年4月 2165
2022年5月 2747
2022年6月 2967

必要証拠金

1万通貨当たりの必要証拠金の額は55,307円です。

スワップポイント

ハーフ&ハーフで運用するとしたら、しばらく売りゾーンを推移しそうですので、売りスワップが重要になります。

スワップポイント(1万通貨当たり)は次のとおりです。

スワップ 買い 売り
auカブコム証券 -105円 8円
DMMFX -73円 70円
(参考)マネースクエア -58円 49円

ユロポンまとめ

総合評価 78点/100点
レンジ幅
値動き
必要証拠金
スワップ

AUD/JPY(豪ドル/円)

レンジ幅

ここ20年は55円から108円の53円幅で推移しています。

値動き

ここ5年の総推移は次のとおりで、5年間の平均は42605pipsです。

総推移(pips)
2021 40959
2020 52756
2019 35409
2018 42426
2017 41476

必要証拠金

1万通貨当たりの必要証拠金の額は37,042円です。

スワップポイント

&ハーフで運用するとしたら、しばらく売りゾーンを推移しそうですので、売りスワップが特に重要になります。

スワップポイント(1万通貨当たり)は次のとおりです。

スワップ 買い 売り
auカブコム証券 3円 -38円
DMMFX 33円 -36円
(参考)マネースクエア 16円 -44円

豪ドル円まとめ

総合評価 76点/100点
レンジ幅
値動き
必要証拠金
スワップ

AUD/USD(豪ドル/ドル)

レンジ幅

ここ20年は0.48ドルから110ドルの62ドル幅で推移しています。

値動き

ここ5年の総推移は次のとおりで、5年間の平均は36366pipsです。

総推移(pips)
2021 37144
2020 48766
2019 27501
2018 35290
2017 33132

必要証拠金

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1万通貨当たりの必要証拠金の額は37,057円です。

スワップポイント

ハーフ&ハーフで運用するとしたら、ハーフライン付近に位置していますので、買いスワップも売りスワップも重要になります。

スワップポイント(1万通貨当たり)は次のとおりです。

スワップ 買い 売り
auカブコム証券 -67円 0円
DMMFX -6円 3円
(参考)マネースクエア -61円 1円

豪ドル/ドルまとめ

総合評価 74点/100点
レンジ幅
値動き
必要証拠金
スワップ

AUD/NZD(豪ドル/NZドル)

レンジ幅

ここ20年は1.00NZドルから1.38NZドルの0.38NZドル幅で推移しています。

値動き

オージーキウイは過去5年の総推移のデータがありません。ここ6カ月の総推移は次のとおりで、半年間の平均は2497pipsと他の通貨ペアと比べても値動きは小さいです。

年月 総推移(pips)
2022年1月 2018
2022年2月 2180
2022年3月 2665
2022年4月 2712
2022年5月 2784
2022年6月 2627

必要証拠金

1万通貨当たりの必要証拠金の額は37,021円です。

スワップポイント

ハーフ&ハーフで運用するとしたら、しばらく買いゾーンを推移しそうですので、買いスワップが特に重要になります。

スワップポイント(1万通貨当たり)は次のとおりです。

スワップ 買い 売り
auカブコム証券 -41円 -8円
DMMFX 取扱いなし 取扱いなし
(参考)マネースクエア 0円 -6円

オージーキウイまとめ

総合評価 76点/100点
レンジ幅
値動き
必要証拠金
スワップ

NZD/JPY(NZドル/円)

レンジ幅

ここ20年は45円から98円の53円幅で推移しています。

値動き

ここ5年の総推移は次のとおりで、5年間の平均は41321pipsです。

総推移(pips)
2021 40783
2020 49960
2019 36254
2018 40164
2017 39444

必要証拠金

1万通貨当たりの必要証拠金の額は33,498円です。

スワップポイント

ハーフ&ハーフで運用するとしたら、しばらく売りゾーンを推移しそうですので、売りスワップが特に重要になります。

スワップポイント(1万通貨当たり)は次のとおりです。

スワップ 買い 売り
auカブコム証券 5円 -40円
DMMFX 40円 -43円
(参考)マネースクエア 32円 -59円

キウイ円まとめ

総合評価 78点/100点
レンジ幅
値動き
必要証拠金
スワップ

NZD/USD(NZドル/ドル)

レンジ幅

ここ20年は0.4ドルから0.88ドルの0.48ドル幅で推移しています。

値動き

ここ5年の総推移は次のとおりで、5年間の平均は35878pipsです。

総推移(pips)
2021 37359
2020 43950
2019 28382
2018 33148
2017 36255

必要証拠金

1万通貨当たりの必要証拠金の額は33,533円です。

スワップポイント

ハーフ&ハーフで運用するとしたら、ハーフライン付近に位置していますので、買いスワップも売りスワップも重要になります。

スワップポイント(1万通貨当たり)は次のとおりです。

スワップ 買い 売り
auカブコム証券 -27円 -40円
DMMFX 1円 -4円
(参考)マネースクエア 1円 -30円

キウイドルまとめ

総合評価 82点/100点
レンジ幅
値動き
必要証拠金
スワップ

CAD/JPY(カナダドル/円)

レンジ幅

ここ20年は68円から125円の57円幅で推移しています。

値動き

ここ5年の総推移は次のとおりで、5年間の平均は39657pipsです。

総推移(pips)
2021 36875
2020 43269
2019 32838
2018 40714
2017 44592

必要証拠金

1万通貨当たりの必要証拠金の額は41,775円です。

スワップポイント

ハーフ&ハーフで運用するとしたら、しばらく売りゾーンを推移しそうですので、売りスワップが特に重要になります。

スワップポイント(1万通貨当たり)は次のとおりです。

スワップ 買い 売り
auカブコム証券 24円 -59円
DMMFX 44円 -47円
(参考)マネースクエア 53円 -61円

カナダドル円まとめ

総合評価 70点/100点
レンジ幅
値動き
必要証拠金
スワップ

USD/CAD(米ドル/カナダドル)

レンジ幅

ここ20年は0.9カナダドルから1.60カナダドルの0.7カナダドル幅で推移しています。

値動き

ドルカナダは過去5年の総推移のデータがありません。ここ2カ月の総推移は次のとおりで、2か月間の平均は4683pipsと他の通貨ペアと比べても値動きは標準的です。

年月 総推移(pips)
2022年5月 5021
2022年6月 4345

必要証拠金

1万通貨当たりの必要証拠金の額は54,305円です。

スワップポイント

ハーフ&ハーフで運用するとしたら、ハーフライン付近に位置していますので、買いスワップも売りスワップも重要になります。

スワップポイント(1万通貨当たり)は次のとおりです。

スワップ 買い 売り
auカブコム証券 取扱いなし 取扱いなし
DMMFX 4円 -7円
(参考)マネースクエア 0円 0円

ドルカナダまとめ

総合評価 68点/100点
レンジ幅
値動き
必要証拠金
スワップ

その他

以下の通貨ペアはマネースクエアではトラリピに採用されていますが、長期運用するという視点で見ると、トラリピには向いていない通貨ペアです。

GBP/JPY(ポンド/円)

ここ20年は117円から250円の113円幅で推移していて、レンジ幅が広すぎてトラリピに向いていません。また、為替がやや右下がりに推移しており、今後レンジ相場を形成する可能性も高くないように思われます。

  • GBP/USD(ポンド/ドル)
  • TRY/JPY(トルコリラ/円)
  • ZAR/JPY(南アフリカランド/円)
  • MXN/JPY(メキシコペソ/円)

これらの通貨ペアは、為替が右下がりに推移しておりレンジ相場を形成していないため、トラリピには向いてません。

さいごに

この記事では、通貨ペア選定のポイントとおすすめ通貨ペアを解説し、様々な通貨ペアの各数値をまとめました。

数値化してみてわかりましたが、1強といえるような通貨ペアはありませんでした。

また、人気通貨ペアのオージーキウイやユロポンが飛びぬけて強いわけではないということも解りました。

この記事ではトラリピ向きな通貨ペアを発表しましたが、単一通貨ペアでの運用は推奨しません。

複数通貨ペアでバランスよく運用し、特定の通貨ペアで不測の暴落等があっても退場することのないようにすることが重要です。

次の記事では、僕が実際に運用している通貨ペアの組み合わせを紹介していますので、よければご覧ください。

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