手動トラリピ歴4年のネコキングです。
この記事ではDMMFXで手動トラリピを行う際の注文方法について解説していきます。
この記事を読みながら何回か注文をしてみれば、すぐに手動トラリピに慣れることができると思います。
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まずはアプリをダウンロード
DMMFXで取引するときはスマホのアプリを使うのがおすすめです。
ブラウザでも注文はできますがアプリの方が簡単だし、約定通知が来たらスマホでササっとリピート注文できちゃいます。
スマホアプリはこちら
さっそく手動トラリピの注文をしよう
アプリをインストールしたら、さっそく注文をしていきましょう。
通貨ペアの選択
最初に、アプリのホーム画面から「トレード」を選択しましょう。
すると下の画像のようなトレード画面になりますので、表示されている通貨ペアの部分を押し、取引したい通貨ペアを選択します。
注文内容の入力
例として「CAD/JPY(カナダドル/円)1万通貨105円売り→104円買い」の注文で説明していきます。
まずは、大きく丸で囲まれている「売りボタン」を押します。
その下の注文種類は、最初は「即時(ストリーミング)」になっていますが、「IFD」(イフダン注文)を選びましょう。
「IFD・新規」画面が表示されます。
「売買」のところは「売」を選択します。
その下の「注文数量(lot)」は「1」のまま。ちなみにDMMFXでは1lotが1万通貨です。
次の「執行条件」は「指値」を選びます。
そして、「注文レート」に発注するトラップの新規注文金額、ここでは「105.000」と入力します。
なお、「有効期限」は必ず「無期限」のままにしておきましょう。
「指値」と「逆指値」は、どちらも予約注文のことです。現在の価格より有利な価格(安いときに買う、高いときに売る)を指定する注文方法を「指値」、現在の価格より不利な価格(安いときに売る、高いときに買う)を指定する注文方法を「逆指値」と言います。
(例)
現在のカナダドルの価格 100円
99円になったら買うという注文が指値で、101円になったら買うという注文が逆指値
101円になったら売るという注文が指値で、99円になったら売るという注文が逆指値
トラリピでは、指値も逆指値も使用しますので、違いを理解しておきましょう。
次に「IFD・決済」の入力をしていきます。
「執行条件」は「指値」のままで、「注文レート」に決済金額を入力しましょう。ここでは「104.000」と入力します
「有効期限」は、やはり「無期限」のままです。
入力ができたら「確認画面」を押します。
注文確認画面に進みますので、注文内容に間違いがないか確認し、「注文」を押しましょう。
以上で注文完了です。
注文内容の確認
注文後は、次のような「注文照会」画面に進みます。
画像の例では、「CAD/JPY」(カナダドル/円)が105円になったら10,000通貨分売るという新規注文と、そのポジションを104円になったら精算する(買い戻す)という決済注文の2つの注文が発注できています。
このように新規注文と決済注文を同時に発注することをイフダン注文といいます。
手動トラリピでは、あらかじめ定めた取引ルール(設定)に基づき、運用開始時にイフダン注文(トラップ)を大量に発注することになります。
例えば僕のカナダドル/円の設定だと、買いと売りでそれぞれ25本づつ、計50本のトラップを最初に発注します。
手動トラリピの「設定」の考え方・組み方は次の記事を参考にしてください。
トラップが決済されたらリピート注文しよう
手動トラリピでは、注文したトラップが決済されたら、手動で注文を入れ直すことになります。
まずは、決済通知が届くように設定されているかを確認しましょう。
アプリ左上の三本線を押し、表示されたメニューから「設定/その他」→「設定」→「一般設定」を押します。
次の一般設定画面で「配信設定の取引」を押します。
次の配信対象の取引一覧画面で「約定通知」を押します。
次の約定通知画面で、登録したメールアドレスあてに約定通知が届くように設定されているか確認しましょう。
なお、アドレスを追加で登録すれば、3つまでのアドレスで約定通知を受信できます。
DMMFXでは、約定通知はメールのみで、スマホのプッシュ通知はありません。
メールで約定通知が届いたら、「新規」か「決済」かを確認しましょう。
決済約定の内容はトレード画面の「約定履歴」でも確認できるので、こちらでも再度確認しておきましょう。
約定された内容が「新規」の場合には、そのポジションの決済注文が自動的に発注されていますので、何もしなくて大丈夫です。
「決済」の場合には、手動でリピート注文をすることになります。
決済されたトラップと全く同じトラップを入力しましょう。
入力方法は新規でトラップを入力したときと同じです。
例えば、104.0円買の約定通知が来た場合には、105.0円売→104.0円買のイフダン注文をするのです。
リピート注文の説明は以上で終わりです。
慣れてくれば、メール通知確認からアプリでリピート注文まで10秒位です。
手動トラリピと言っても、こんな感じでリピート注文はスマホでサクッとできます。
さいごに
記事中で解説したとおり、手動トラリピの注文は予約注文ですので、現在の価格で注文する成行注文と違って注文を間違ってしまっても訂正することができます。
この記事を見ながら、実際に注文したり注文内容を確認したりすれば、すぐに手動トラリピに慣れると思います。
そして、「手動トラリピて簡単じゃん」と思うはずです。
「習うより慣れよ」です。さっそく手動トラリピをやってみましょう。